不透明、不周知、大木の軽視、公園の破壊!
区が公開し説明している内容は、上記が全てで極めて不十分です。
最も説明すべき、「なぜ仮校舎を浜町公園内に建てなければならないのか?」「他に場所や方法はないのか?」については全く説明がありません。
区議会における議論(2022年10月)をみても、樹木については一言も触れていません。
「なぜ樹木を取り除かねばならないのか?」「一角から全て取り除かないといけないのか?」「ではどこにどのような仮校舎を作り、どの樹木がどう支障があるのか?」については全くわかりません。
仮校舎について、情報開示請求をしましたが、不開示でした!
2023年5月24日、中央区役所にて、情報開示請求をしました。「仮校舎建設に関わる全ての資料」を請求したところ、6月2日にファイルを数冊見せられました。
そこには、仮校舎の図面がありました。公園の敷地いっぱいに建てられるような図面に驚き、これは大事件だと思いました。それらを急ぎ開示するようにお願いしました。
教育委員会の担当課長は「個人名などを隠して出す」と言いました。
5月9日総務部情報開示課より「開示の用意ができた」と連絡があり取りに行くと、なんと図面は黒塗りでした!外形もレイアウトも何もわかりません。
しかししっかり費用は取られました。(情報開示が有料なのは23区内で中央区だけです。1件につき300円を取るのです)
すぐに教育委員会の担当課長に聞きに行くと、「開示しないと言った」と言い張りました。開示しないとわかっていたら、有料の請求をするわけはありません。明らかに嘘をついています。
「なぜ不開示なのですか?」と聞くと「まだ検討中だからだ」と言います。「ではファイルをみるのは構わなかったのか?」と聞くと「それもいけない。特別に見せた」と強気の無表情で答えました。
「誰が不開示を決めたのですか?」と聞くと「自分だ」と言う。
「図面ができていない、検討中の状態で、なぜすべての樹木を取り除くのか?」と聞くと、「大体の位置は決まっているから、取り除くのだ。検討が終わってからでは移植できないから」と平気で言いました。
樹木は生きています。移植であってもダメージは大きいのです。移植が成功するかどうかもわかりません。一本一本の樹木の位置と建築物の位置を検討し、なるべく樹木に当たらないように設計し、1本でも多くの樹木を残さねばなりません。これらの樹々は市民のものだからです。